自宅のサーバーにRAMを追加する。

自宅ラックサーバー RAMスロット

自宅のサーバーはマインクラフトの統合版、java版、webページ2個、ファイルサーバーを現在一つの筐体でWindows Serverで運営しています。ガッツリメモリ消費しているのでいくらRAIDを構成しているとはいえ、足りなくなった分はHDDに書き込むために寿命が短くなってしまいます。今回はただRAMを搭載するだけのメモ。

現搭載できるRAMを調べる

実はRAMには様々な種類があります。低電圧だったり、普通の電圧で動作する物だったり、エラー訂正機能がついていたり、クロック同調機能がついていたり、片面だったり両面だったり、世代が色々あったり…。それぞれを整理して確認してみたいと思います。

まず追加搭載するには空きスロットがあることが前提です。

ラックサーバーのメモリスロット

あ、いっぱい空きスロットがありましたね。

24スロットあるうちの6スロットを占有してそれぞれ4GBで合計24GBが搭載されていたようです。まだ18枚のRAMを載せられることを確認しました。

次に世代の確認です。これは搭載されているCPUから分かります。積んでいるものはXeon E5-2650 v2なので世代は第3世代IntelCoreシリーズと同じです。のでDDR3のメモリを選びます。型番はpc3-xxxxxxになります。

次に、低電圧で動作するメモリかどうかの確認です。ほとんどはノートパソコンでのお話ですが、一部サーバーも低電圧メモリがあります。型番のPC3の後にLが付くかどうかで解ります。Lが付くと低電圧で動作するRAMです。元から搭載されていたRAMはPC3Lの表記があったため新規に購入するものもL付きのモデルを選びます。混合にした時の動作は動くかどうか不安なので…。

その次にエラー訂正機能の有無ですが、サーバー用はエラー訂正機能が無いと動作しないことがほとんどです。エラー訂正機能はECCと呼ばれています。またECCメモリの中でもレジスタードとアンバッファードの2種類あり、多数のメモリを搭載するサーバーではレジスタードメモリを使用することが多いです。レジスタードとはメモリの動作クロックを揃える機能を持つ物を指します。それぞれ互換性がないことが多いです。混在しても動作するかどうか、対応しているかどうかはマザーボードの仕様やチップセットによって変わるので元から搭載されていた規格に合わせるのが無難だと思います。そして、それらの型番での区別はECCかどうかは語尾にUがつけばECC非対応で、これはメモリのチップのユニットが奇数かどうかでも分かります。奇数ならばECC対応です。そして、レジスタードかどうかは語尾にRが、アンバッファードならばEが付きます。

そして、最後に動作速度です。これは速度が異なっても遅い方に合わせて大体動作するので優先順位は低くなります。型番の表記方法は2種類あり、動作クロックで1333MHzや 1600MHzのように表記されるものもあれば転送速度で12800や10600などのように表記されるものもあります。

元から入っていたものは、

刺さっているメモリ

見にくいですが、PC3L-12800Rと書かれているので、これに近い物を探します。

こちらをメルカリで購入しました。

新しく買ったメモリ

一枚8GBで合計16GBです。これ実は1800円でした。やっすいですね。700GBくらいまで最大容量が保証されているので早速搭載します。

最後に

実は搭載できはしたのですが、OSに認識されませんでした。今日はここまで。次のページに対応させる方法を書きますのでお楽しみに!

Author: うに

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