
経緯
ヘッドライトが割れてしまいました。
今回購入したヘッドライトにはバルブはもちろん、レベライザーモーターが付属していませんでしたので、かつてのライトから移植したいと思います。
ZN6型の86も同様に可能です。参考にしてください。

ヘッドライトを取り外す
ヘッドライトは取り外さなくてもできるかもしれませんが、圧倒的に外した方が作業しやすいため今回は外します。ヘッドライトを外すためにはバンパーを外す必要があります。
バルブの取り外し
裏の丸い灰色の蓋を30°ほど回転させ、パッキンをこじると開きます。中にはこのようなバルブとそれをつなぐキャップがあるのでこちらを外します。

左方向に(Lockと逆に)ひねれば外せます。

キャップが取れた様子です。そしてピンを外すとバルブとを取り外せます。この時に絶対に素手で触らないように注意しましょう。発光部に素手で触ると皮脂が付き熱が集中してしまい寿命を縮めることになります。
バラストの取り外し
次に、バラストを外します。バラストとは、HIDを光らせるために高電圧を発生させる部品です。
四隅についてあるネジを緩ませます。

今回は中にあるパッキンも劣化してなければそのまま移植したいと思います。

レベライザーモーターの取り外し
レベライザーモーターとはヘッドライトを上下にハイロー切り替えとは別に調整するモーターです。運転席の右側のダイヤルから光軸レベルの切り替えが可能です。ZC6型のアプライドBくらいまではレベライザーの機能がありませんが、モーターだけはついています。しかし、何もついていない状態では中でカタカタして光軸の調整すらができないようなので今回は移植します。

反時計回りにモーター自体を30°ほど回すとカクッと音がして外すことができます。この時にかなり硬いのでウォーターポンププライヤーなどで挟んで回すといいかもしれません。相手はプラスチックなので握り潰さないよう注意してください。
外すとパッキンも付属しています。パッキンも一緒に移植しちゃいます。
組み立ての作業は取り外しと全て逆に行えば直せます。
最後に
意外とレベライザーモーターを取り外す記事ってないんですよね。ここに外し方をまとめましたので役に立てたら嬉しいです。